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yoshida akira works diary
エビ子供

赤ベースを吹く

エビ子供作品の赤色ベースを吹いた。

柄の配置などパソコンを使って進めつつ、確定している部分は色吹きを始めていく。
まずはマスキング。立体上の曲面なので手間がかかる。曲面に合わせてカットしたマスキングを曲げこみながら貼り付けていく。ラインが出たらあとはマスカーで白を残す部分を保護。レインコートみたいだ。

赤を吹いていく。エビ部は染め切らずに軽くピンク味を残しておく。ピンク味を残しつつムラっぽくしないのが難しい。エビ柄はあとから白を入れるので多少赤味が強いくらいで良いと思う。

塗膜が落ち着いたらマスキングを外す。はみ出しや汚れなど丁寧に落とす。

そしてクリア。アトリエなら大きな口径のガンでガツンと強いクリアが吹けるのだが、suanaはコンプレッサーや換気がエアブラシ用にセットしてあるので、高粘度、高圧の塗装が出来ない。なので低圧で低粘度塗料を薄膜で何層も吹く。

タラーんと艶が出てくれた。

まあ、このクリアは艶用ではなく、この先の塗装で赤のグラデーションが傷まないように保護の目的なので艶はどちらでも良いのだが、やはり艶があるとテンションは上がる。