連載彫刻 vol.18.1 エクスペンシブ・イエロー
2007
スーパースカルピー ラッカー塗装
w300mm h300mm d300mm
Serialized sculpture vol.18.1 Expensive yellow
2007
Super sculpey lacquer paint
w300mm h300mm d300mm
2006年 11月15日の朝日新聞朝刊1面の「松坂落札60億円」の記事、及び11月29日の朝日新聞朝刊1面の「井川はヤンキース」の記事より想起。2007年2月1日発売マガジンハウス社刊行のBURUTUSに掲載。
松坂大輔投手、井川慶投手の独占交渉権が高額で落札された。そして桑田真澄投手もメジャーリーグ行きが確実になった。超高額ながら、一級投手のたたき売り的な状況を、バナナのたたき売りになぞらえた。
バナナの色の「イエロー」は米国で日本人への蔑称にも使われる。蔑んでいた安価なバナナ一本に、実は数十億の価値がつく。
※肖像権、著作権等についての考え
連載彫刻 vol.8以降関して、政治家等、公人の肖像権は制限される、との考えに基づき制作している。また公人以外の肖像権に関して、一般の漫画表現(スポーツ四コマなど)に認められている肖像権利用範囲と同等と考え制作している。新聞記事は全て引用、コピー等ではなく購入したものを使用している。また、全て出版元がわかる形での掲示を行った。