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新宿高島屋美術画廊にて開催される「啓蟄を待ちわびて」 に出品いたします

新宿高島屋美術画廊にて開催される「啓蟄を待ちわびて」 に出品いたします

新宿高島屋美術画廊 :
〒151-8580 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目24番2号 新宿高島屋 10階
代表TEL (03)5361-1111(内線5642)
https://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/topics/2_1_20210211143041/

会期:
3月10日(水)→22日(月)※最終日は午後4時閉場。
午前10時30分~午後7時30分

ご入場について:
会場の混雑防止のため、3月10日(水)、13日(土)、14日(日)に限り、入場を事前予約制とさせていただきます。
https://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/topics/2_1_20210211143041/
内のリンクよりご予約ください。

出品作家:
井上裕起 加藤ゆわ 坂本友由 田村吉康 土屋秋恆 東條明子 永島千裕 藤井健仁 星山耕太郎 堀越達人 増村真実子 松浦浩之 吉田 朗

この度新宿高島屋では、現代美術をフィールドに活躍されているアーティストによる企画展「啓蟄を待ちわびて」を開催いたします。

二十四節気のひとつである啓蟄は二十四節気の第3から春分までの期間をさすとされ、この時期は「冬ごもりをしていた虫たちが土の中から這い出てくる頃」という意味から、春の気配を感じ冬眠していた生き物たちが続々と動き出す季節のことを表しています。

我々は昨年来より、目に見えない脅威により活動を制限されています。
しかしながら人類は、そして社会は確実に次のフェーズへと着々と歩みを始めています。

この様な社会環境の中、アーティストが見つめる未来とはどんなものなのでしょうか?
春の訪れとともに表出する13名のアーティストによるポジティブな言霊としての作品の数々をどうぞご高覧くださいます様、ご案内申しあげます。

犬張り子 無景都市 大江戸線新宿駅

2021
H300 W300 D150mm
ガラス繊維強化プラスチック ウレタン塗装 PVCフィルム

 

「犬であり張り子である」
私は日本の伝統工芸品、犬張り子にそのような意味を重ね、現代日本に対するアイロニーを込め作品としています。

張り子を「表面だけの虚しい造形」と考え、その造形に現代の都市風景を重ね合わせることで、新型コロナウイルスの流行により浮かび上がった現代の都市のもつ儚さや脆さ、それゆえの美しさなど私が感じている「現在の東京の姿」をすくい取ることができるのではないかと考えています。

日本の伝統工芸品と、現代の東京の風景、表面だけの虚しい造形、それらを組み合わせ作品化した「犬張り子 -無景都市-」 という新シリーズの作品となります。

素材はFRP(ガラス繊維強化プラスチック)、プラスチック(厳密にはポリエステル樹脂)をガラス繊維で補強し強度を高めた素材です。
厚みは約4mm、伝統工芸品の犬張り子と同様に中は空洞の非常に薄い素材です。

プラスチック製の犬張り子に自ら東京を歩きながら撮影した画像から図柄をおこして自動車塗装に用いられるウレタン塗装とPVC(ポリ塩化ビニル)フィルムを用いてペイントし、周囲が映り込むまで磨き上げて作品としています。

「犬張り子 無景都市 大江戸線新宿駅」では、啓蟄を待ち侘びてという展覧会タイトル、あたえられた春というテーマから、開催が待ち侘びられる東京オリンピックを「春」、開催を待ち侘びつつも新型コロナウイルスの感染拡大で見通しが立たない現在の様子を「暗い冬」に見立てて制作しました。

展覧会が開催される新宿の風景をモチーフに選び、地下深い大江戸線の都庁方面行きホームの風景と、東京都庁第二庁舎を絵柄としてグリッチと呼ばれるデジタルノイズを風景に重ね合わせることで、現在の東京の都市としてのバグやエラー感、オリンピック開催への期待と諦観が入り混じる様を表現しました。

今回の作品のグリッチには春をイメージして暖色系、ピンクを多く用いて制作しました。
漆黒の闇に映える夜桜などをイメージすることも出来るかと思います。