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contemporary sculpture
2022 | works

犬張り子 Sakura 01   Inu Hariko Sakura 01


犬張り子 Sakura 01
2022
H450 W450 D210mm
ガラス繊維強化プラスチック ウレタン塗装

Inu Hariko Sakura 01
2022
H450 W450 D210mm
Fiberglass-reinforced plastic, Urethane paint
 

「犬であり張り子である」
私は日本の伝統工芸品、犬張り子にそのような意味を重ね、現代日本に対するアイロニーを込め作品としています。犬張り子を「表面だけの虚しい造形」と考え、現代の風景と、伝統的な紋様をかけ合わせ制作することで、「現在の日本」ををすくい取ることが出来ると考え制作しました。

素材はFRP(ガラス繊維強化プラスチック)、プラスチック(厳密にはポリエステル樹脂)をガラス繊維で補強し強度を高めた素材です。厚みは約4mm、伝統工芸品の犬張り子と同様に中は空洞の非常に薄い素材です。この素材に自動車塗装に用いられるウレタン塗装を用いてペイントし、周囲が映り込むまで表面を磨き上げて作品としています。

花丸と呼ばれる日本の伝統文様の中に桜の文様をエアブラシでペイントしています。左サイドには「sekai」の文字、右サイドには「occupied」の文字をペイントしています。また前頭部にはスカルをエアブラシでペイントしています。

日本の伝統文様と、街に溢れるタギングと呼ばれるローマ字の落書き、エアブラシでペイントしたスカル、これらを犬張り子の表面にペイントすることで、「現代の日本らしさ」を表現できると考え制作しました。

はじめて制作したの中型サイズの犬張り子作品となります。

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