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Serialized sculpture

早速作ってゆく。アルミ芯にアルミ箔でポーズを決める。ぶった切ったあとのポーズ。

まだ微妙に何でなにを切るかを迷う。ポスト君が自民党党章を楯にしたがぶった切られるのも良いなと。

そういえば

帰りにこんな店があった。

風当たりは厳しそうだが議員さん達に売れるのだろうか?この弁当。

このえ

ニュースでよく出てくるよね。警備員たちから離れて撮影。完全におのぼり、小泉フリークだと思われたな。

結局、ゴールドのタイピンも1200円で購入。組っぽさ抜群。

本部にくる前に新宿のホビットで回転台座を購入。これがまた派手なんだ。

アップ

これ買いにきたのね。党章入り金杯。キンハイって言ったら、キンパイって言い直される。よい指導です。

直径105ミリ、良いものですよーって電話でおばさんに言われた。確かにいいものだ。党章もばっちり。

4500円。まー儲けを出すタイプの商品じゃないからな。俺は安いと思う。丸が、も一つついてても売れるでしょ。

これ

電話で営業時間確認して五時半までやってるって聞いたのに、行ったら5時で終わってるって警備員(スゲーいっぱいいた)に待たされて、何やら無線で連絡。オレ怪しまれてる?まーこの風体で自民党グッズ買いに来ましたってもね。実際、怪しいょ。

終わってるけど人がいるから、いってよし、ただバッジをつけられた。

内部に侵入。売店は一階のすぐ左。

なんでここ?

ことの発端は自民党の党章がどんなか知りたくて、ネットで調べたらどーも出てこないんよね。

どうやら菊の御紋から花びらを一枚引いたデザインらしく、よくない評判もあるものらしい。最近は太陽と二人の人のマークを全面に出してるくさい。

でもさ、旧来の勢力に切りつけるって狙いで作るなら、あの愛地球博っぽさのあるキャラじゃ凄味がない。

で党章で検索かけてたらいいのが見つかったのよ。

自由民主党本部

そういう訳で、連載彫刻に関する制作過程はいままでと違う形で発信しようかなと。

早速ですが連載彫刻の一発目が衆院総選挙の2日後なので、テーマとしては外せない。

今んとこ、小泉首相が郵政ブレードで自民党を斬り裂くっていう割とベタな感じで一発目はごあいさつしようと思ってます。まー目的は民営化より整理解体かなと。

このブログでは作業的な過程だけでなく、中身の部分も、ぶっちゃけてこうと思ってます。隔週で全ての作品をリアルタイムで見れる人はほとんどいないと思うし、単行本的個展の時にはいくつか風化してるはずなんで、びっくりの為にとっとこうとかより、見せてく、ブレインストーミング的に参加してもらうくらいのノリのがいい。

そんなブログになっていくはずです。

連載彫刻

 アートと社会状況との接点が小さすぎると感じながら、その接点を少しでも大きくできたら、自分の制作はもっと楽しくなるのではないか?そう考えながら私はこれまで、社会的なニュースなどから発想した作品を制作してきました。その理由は2つ、純粋な立体造形のみには可能性を感じないこと。美術には社会状況との接点が必要だと思うこと。しかし、彫刻は制作に時間がかかり、時間軸に対する反応が弱い。社会ニュース的要素を作品に取り入れていくと、作品が完成する頃にはニュースが風化してしまう。それでも立体表現からは離れられない私。

 今回の展示はそんな状況の中で展示システムから考え直したプロジェクトです。2005年9月13日〜11月27日、11週間のうちの隔週6週間を30㎝立方のセンチ画廊(左下写真)で、制作期間2週間という条件のもと、直近の新聞記事から発想した社会風刺的彫刻作品を引用の新聞記事と共に新鮮に作品化する連載彫刻、12月6日〜12月11日をギャラリーエスSゾーンでそれら連載彫刻を一堂に会し、更にドローイング等も含めた単行本的個展を開催します。

 現在の美術と日常生活との接点を見渡すと アートだからわからない との言葉でかたづけられてしまうシーンが多いように思います。ならば新聞記事を読んでいれば納得できる、というアートは社会との接点を拡げることができるのか?

 なんだろう?かわいいな、と足を止めてもらえる力、それがポップ性。そしてその先に、実は現代社会に対するシニカルな視点がある。取っつきやすいがその裏にキツめの社会諷刺がこめられている。そんな作品を隔週連載というレスポンススピードに重点をおいた彫刻作品で表現する。3ヶ月に渡る、隔週連載での立体作品展示。どうぞご期待下さい。