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yoshida akira works diary
Archive for 5月, 2013

渦巻き取り付け

完成した渦巻きを本体に固定していく。固定する前に、渦巻きがくっつく所に穴を開ける。

久々のセーバーソー。

いつもポリとタルクを混ぜるのに使っているドリルにホールソーを取り付け。

あと、エアのリューター大に超硬ビット。これらを駆使して渦巻きの一回り小さな穴をあける。

こんな感じに穴空け。穴を開けておけば、裏からグラスファイバーを貼り込めるのと、表面を一層にして繋げることで収縮、膨張、また無理な力がかかっても何処かに歪みが溜まることなく、全体で吸収できるはずと考えてみた。渦巻きをポリにした時点でまず安心なんだけど、せっかくだからやれることはやっておく。

硬めのゲルで接着。ホットガンで強制硬化。はみ出た樹脂は硬化前に綿棒で綺麗に拭き取る。

こちらも同じく。

大きな渦巻き5個を固定。尻尾の左右と両後脚、左前足で計5個と。

やっぱり渦巻きがあった方が締まる。

渦巻きのコピーが完了

やっと完了。キャストみたいに流して終わりではなく、積層しなければいけないので、手間がかかった。

全25個。シリコン型も破けずもってくれて良かった。

これから渦巻きの凹みとか微妙なところを修正して、本体に擦り合わせしながら取り付けていく。

型取り、複製を進める

シリコン型が完成し、貼り込みを始めたのが前回。そして今日もその作業。地道。

一層目、二層目とゆるめの樹脂を塗って、その後ガラス繊維を貼り込んで完成。出来たら丁寧にシリコン型を剥がす。出来て来たのがコレ。

それをどんどん繰り返す。日差しの入る机の上で焦らずたゆまず。ペットボトルは促進剤。シリコン型の修正に使った離型用のワセリンとか、ガラスクロスとか。

今日の成果。

シリコン型のFRP補強

この前に作ったシリコンがしっかり固まってくれたので、型取り時に薄いシリコンが歪まないようにFRPで補強をする。

補強がすんで、逆さまにしても水平が出るように脚を付けて、バラしたところ。離型用のアルミがまだついてる。

これからコピーをしていくので、FRPには早く硬化して欲しい。と言うことで、布団乾燥機とダンボールで、簡易強制硬化室。

脱型の時にシリコンの薄い所を傷つけてしまったので、いくつかはシリコンで補強をし直した。尖っている角はシリコンが薄くなりやすい。上手くいった型を使って、コピーを始める。

さらに小さな仏頭とシリコンどり

今日は最近のマンネリ的な作業から少し進展。


十一面観音風にするため、さらに小さな仏頭を制作。小さーい心棒をつくる。


ベニヤの木っ端に穴を空けて、ネジを打ち込む。


そして、肉ずけ。


渦巻きにパテを盛り付けて仕上げ、型どり準備。ベニヤにスプレーのりでアルミホイルを貼り付けて、その上にパーツを並べる。


久しぶりのシリコン。結構古いけど大丈夫かな?半透明高強度タイプ。


このタイプはガーゼのバックアップが不要なんだけど、粘度が高すぎて気泡が抜けないので真空脱泡器での強制脱泡が必要。ということで、コレでシリコンを沸かす。


三層くらいかけたところ。トローんとしている。完全硬化したらFRPで補強を入れる。


硬化を待つ間にこちらも進める。ピント合わない‥。

今日も先日とほぼ同じ

渦巻きがだいたい出来てきたかな。こいつらをマスターにして、シリコン取りの予定。

パテとサフの硬化待ちに仏頭も少し削ってみた。こっちはまだ、スカルピーの地肌のまま作業を進めた方が良さそう。ゆくゆくはサフ、シリコン取りのと進むつもりなんだけど、サフを吹いちゃうとスカルピーを盛って焼く というのができなくなるから、複雑な形の場合はちょっと都合が悪い。

渦巻きサフ 仏頭削り

五月の連休は何年がぶりに激しい風邪をひいて寝込んでました。38.5℃とか、久々でキツかった。喉、鼻、頭痛、関節の痛みと典型的な症状でした。

そして、作業。病み上がりなんで、あんまり頑張りすぎないように、座り作業を中心に。

渦巻きの修正を進めてサフェーサーを吹いた。

サフェーサーが硬化したら、凹み部分をペンでマーキングして、ポリパテを盛る。画像はマーキングしてるところ。左のアルミ板は、平面を出すのに利用。

パテの硬化待ちの間に、仏頭の方もちょっとずつ進めていく。前と同様に、ペーパー、スカルピーの盛り付け、焼きを何度か繰り返す。

昨日はこんな感じ。