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yoshida akira works diary
Archive for 6月, 2013

ダルマのふたたび

こま犬の作業に最近は傾いてたんだけど、またダルマの方にも手を入れている。

何日分か更新を怠って、また画像を貯めてしまいました。

顔を吹くところまでいっていた、この白ダルマ。これから、いろいろやっていくので、まずはクリアを吹く。

と、その前に移動用に固定台を作成。塗装したら本体持てないので。ベニヤで作成。本体裏の穴の位置とか合わせておく。

固定台にネジで固定して、クリアを吹いた。ピカーん。ムーん。

クリアを吹いたやつは、箱に入れて乾燥まち。今度は、サフ状態の奴を出して来て図柄を考える。2ミリシャーペンとペン消しゴムを使った。グラフィティっぽくしようと思う。

この作業は家でもできるので、箱に入れて持ち帰る。箱が出来てると何かと便利。

家での作業。鉛筆、消しゴム的な作業も新鮮で楽しい。パソコンよりもストレスが溜まらない。3次曲面は厄介だけど。

今度はアトリエで。ダルマ二個目は赤にしようと思い、色のテスト。タイルに試し吹きをしてみる。

赤の上からパールを入れてみた。パールを2種試してみる。パール入れると綺麗なんだけど、ちょっと色のイメージが違う。と云うことで、今回は赤の単色で。

この前にクリアを吹いておいた白の顔を研ぐ。顔の髭とか目とかマスキングした所は塗膜厚分の段差が出来るので、クリアで保護した上からペーパーで研いで段差を消していく。地道ながら違いが出る作業だと思う。

あとこっちも。ダルマの原型、マスターの修正を少し始める。今回ダルマが沢山あるのは、マスターから雌型をおこしてそこからコピーしてるから。そのマスターが型取りの時に多少傷がついたので、それを修正。より精度の高い雌型を作りたいと思っている。分割線の見直しと、分割固定の方法を変えればもっと良くなると思う。マスターは型取り用の離型剤がガッツリ付いているので、まずは水研ぎして、離型剤を落とす。そうしないとサフも弾いちゃう。

そんなことしつつ、ダルマに赤を吹いた。まさにダルマカラー。

いろいろな作業を平行してやると、無駄な時間は減るけど、やったなって云う達成感が凄く薄い。