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yoshida akira works diary
Archive for 11月, 2013

修正まだまだ続く

画像を比較すると、パテを盛ってる場所も毎回似ている。同じ箇所の凹みが毎回気になって埋めていることになる。あと一度埋めた所はピンホールなどが出やすいから、その修正でということもある。

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パテ盛り、削り

相変わらず修正が続く。少しづつ形は滑らかになってきてるんだけど、画像で見るとほぼ変化なし。ひたすら地味な作業が続く。

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宝猫

以前制作して西銀座チャンスセンターに納めた宝猫。

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銀座で友人の個展があり、見に行った流れで様子を伺ってきた。毎年ジャンボの時期に出てくる宝猫。くじの販売末期にはお賽銭?でかなり満たされる。今年は早めに見に行ったので、まだそこまでではなかった。

修正が続く

裏面は前回でざっくり修正して、上面の修正を進めていく。前回に、テラテラにした部分を削り、気になるところにマークしてパテ盛り。

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絵的には変わり映えのしない画像がしばらく続きます。ひっくり返したりしつつ、ひたすらパテ盛り、削りを繰り返していく。

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全体的に修正

やっと底面が終わって、大きな形をいじる作業はだいたい完了。ここからは面を平滑にしていったり、気になる部分の形を修正したりの工程に入る。
早速、底面から。凹みとか、ピンホールとか目に付いた所にゲルを盛っていく。

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そして削る。あと底面貼りの時に埋まってしまっネジ穴も救出。ネジ山に樹脂が入らないよう、粘土を詰めておいたのて、タップで粘土をほじくり出す。

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底面だけでなく、上面も気になる所を埋めて削りなど進めて、最後に全体のピンホールを、埋めるためにゆるめの樹脂を擦り込む。

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オイル塗ったみたいにテラテラになって、今日は終了。

底面貼り最終回

やっとのことで、底面貼り込みの最終回までこれた。
前回で大きな開口部はメドがたったので、残る前脚と玉の穴を塞ぐ。板離型、ゲルを置いてガラスマット2層、ベチャっと接着と工程は同じ。

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で、塞いだ底面をペーパーでならす。

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いい感じに落ち着いた。

底面貼り第四弾

底面貼り長いな。ものが大きいのと、後付けなので行程的に苦しい部分があって長引いてる。まあ焦らずしっかりいこう。まずはオープンスタジオの為に再度出し犬張り子をかたずけ。そのあとこま犬出してきて、メリメリっと本体を持ち上げ、前回貼り込んだ底面をチェック。

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いい感じです。個人的には。はみ出してるとか、抜けがあるとか、細かい所はありますが平面レベルが出てて強度もしっかりあるので、後は修正でいくらでもフォローできる。

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今度は玉と前足の底面を同じような行程で作成。プロセスは同じなので説明は割愛。ベチョっとくっつけて完了。

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底面貼り第三弾

前回で底面の周辺部はバックアップも含めて完了したので、今度は中央部をやってつける。ウレタンコートコンパネに再度離型剤を塗って、乾いたら後にこま犬を浮かせてセットする。底面も付いてだいぶ重くなってきた。1人で浮かせるのはちょっと気合いが必要。

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で、この浮かせた状態のまま底面のかなり厚い一層目、ガラスマットでの補強2層分を済ませる。

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このあと本体接合部にガラスマットとゲル、底面の接合部にゲルをタップリ塗りつけて、慎重に位置決め、落とし込みで終了。

底面貼り第二弾

日をまたいで、完全硬化後、バリッと剥がしてみた。
離型もばっちりで、想定した感じになった。嬉しい。まだ補強なしの一層目だけなので、裏側ガラスマットを貼り込んでいく。

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結構きわどい角度で立てている。強度と軽さがある材料ならではの芸当。

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ガラスマットを2層分貼り込んで、フィルムの離型剤をペーパーで剥がして、お尻の方も底面を作り、貼り込み。

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次は真ん中部分を貼り込む予定。

底面貼り第一弾

前回は準備で終わってしまった底面貼りを進める。
まずは底面のトレース。アウトラインを描いてみて、さらにそこから15センチくらい内側にもラインを描く。そのあとボンリースとブルーで離型。ブルーはハケで塗ってしまって分厚くなったので、1度拭き取ってスポンジで塗り直した。薄く塗らないと表層だけ固まってしまって乾かない。

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で、こま犬を板の上のこの状態で待機させる。そのあいだに裏面の一層目になるゲルを塗布。

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ゲルが硬化する前に浮かせるのに使っていた椅子を外し、本体と固着させる。初めは先にガラスマットで2プライ作ってから固着と考えてたんだけと、何分割化した方が綺麗にいくと思いプラン変更。

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これで完全硬化したらバリッと浮かせて内側からガラスマットで補強、その後センターにも底面を貼り込めば良いはず。