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yoshida akira works diary
Archive for 12月, 2013

裏面も修正

表面にはサフも吹き、だいぶ進んできたが裏面はまだまだ。

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削り、パテを繰り返して裏面にもサフを吹く。

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こんな感じでひっくり返してやっている。

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凹みを修正

乾いて艶が引いた後に、気になったところを補修してく。

気になった凹みが大きかったのでポリのゲルを使う。緑のがそれ。地と硬さが近いので削りやすい。

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サフの厚吹き

目に付いたところをパテ盛りして、それを平滑に研いだら今度はサフを吹く。

だいぶフラットになって来たので、今までよりも厚めに吹いていく。フラットにならないうちにサフを厚吹きすると、サフが乾いて硬化したときに痩せが出てくる。でもサフは面を整えるのに有効なので、表面の状態を見ながら加減していく。

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厚吹きでヌルッと艶が出た。乾くと艶は引く。

今度はパテ盛り

削り、パテの繰り返しで今度はパテ盛り。

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ある程度上面を盛ったら、作品をひっくり返して下面も盛っていく。

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かなり気持ち悪い。

サフからの修正

サフェーサーを吹いたところをランダムサンダーと、手研ぎで削っていく。そうすると出っ張った所が削れて下地が見えて、凹んでいるところはサフが残る。

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入り組んだ所はこんな感じのまだら模様が出てくる。下地が出たところを削り続けると、穴が空いたりするので修正時はパテ盛り、サフでの厚み増しを主体で進めていく。

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ある程度削ったらまたサフェーサーを吹き付ける。

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そしたら、また鉛筆で凹みのマーキング、パテ盛りとエンドレスで続いていく。

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サフ、パテ、削り

サフの薄吹き、パテ盛り、削りを繰り返していく。サフの痩せが出るといやなので、まだサフは薄くしておく。

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上の画像がサフを吹いたところ。下の画像はパテ盛り後。

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この作業がしばらく続きそう。

サフを薄く吹いてみる

大きいラインがだいぶ見えて来たので、サフェーサーを吹いてみた。
樹脂の色合いにバラつきがあるので、色を全体に合わせないと細かい修正が出来ないのでサフをかなり薄くして吹いてみた。

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逆側もひっくり返して修正

大きなラインはだいぶ整ってきた。修正を続けていくと凹んでいるところは度重なるパテ盛りで肉厚が増していき、出っ張った部分は繰り返しの研磨で厚みが薄れていく。それが限界までいくと表層のピンホールではなくて、貫通する穴があいてしまう。
穴があくとその周辺もかなり薄くなるので弱そうなエリアを叩いて砕き壊してリューターで削り、一度穴を大きくして一定の厚みを確認してから埋めていく。
修正がすすむにつれて、そういった「抜けてしまう」箇所が増えてきて時間がとられる。でもだいぶ進んだサインでもある。

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ひっくり返しつつ、まだ修正

まだまだ修正。しょうがない。
この作業が、塗装面の平滑さと直結してしまうので徹底してやっておかないと、結局後で戻ることになる。
あと、今だとここまで複雑な形は避けてしまうことが多いので、修正がもう少しスピーディーに行く。十年前の自分は今よりも平滑さへの要求が低かったこともあって、思い切った形を作っている。それを今の要求レベルで修正するとかなりしんどい作業になる。
複雑な部分は機械も入らないので手作業になってしまうし、そういった積み重ねでかかる時間が倍々に増えていっている。

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