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yoshida akira works diary
Archive for 8月, 2014

いろいろトラブルの日

メルトダルマにいろいろと家紋柄を吹いて、その上からスターバーストを吹いていく。

なんだけどトラブル発生。以前も起こった剥離。クリアを吹いたら少しちぢれができて、微妙だなと思いつつ、なんとか抑え込んでいたんだけど、やっぱりダメでした。スターバーストのマスキングを剥がすときに、バリッといきました。本来は金銀のグラデーションの部分が剥がれて、下地の銀が出ちゃった。画像はそこから丁寧にマスキングのエッジまで均一に剥がしたところ。かなり神経を使う作業。

で、再度必要部分にだけマスキングして、金銀のグラデーションを吹くぞと思ったら、なんかコンプレッサーの調子が悪い。エアが一定圧まで上がらず、圧力スイッチがoffにならない。前にヒューズも切れたし怪しい、怪しい。

塗装を中断して開けてみる。二重箱の防音ボックスに入れてあるのでネジ外して蓋を外す。熱い。ちょっと熱すぎる。で、コンプレッサーから出るホースからエア漏れ発見。

エア漏れが出て、そのせいでタンク内が規定圧まで上げられず、それにより圧力開閉スイッチが開のままで閉じられず、モーターが連続運転になってた模様。その連続運転の熱でまたホースが傷んでと負の連鎖状態だったぽい。

なので、ホースを少し強そうなのに交換。あと設定圧力を下げて再設定。とりあえずしばらく様子を見てみる。これでもまた漏れが出るようならシリコンのブレードホースに交換しよう。シリコンのブレードなら耐熱が150度以上だから、まず問題ないはず。

しかしコンプレッサー本体は頑丈だ。古い機種だけど、24時間連続運転可能で小型ガンなら吹ける吐き出し量がある。イエロー4という機種と同等で、そのOEM元の扶桑精機が出したバージョンだと思われる。オリンポスの4004型(これも製造はおそらく扶桑精機)のモーター強化(出力2倍)、安全弁省略版らしい。いろいろ調べたけど古すぎてキチンとした資料は出てこなかった。こいつにエアサス用のタンクをつないで、サギノミヤの圧力開閉スイッチをかまして塗装ブース用の小型静音コンプレッサーにしてある。

なんとかコンプレッサーを復活させて、再塗装。うん、言われてもわからないレベルで補修できた。慎重にクリアを吹いて完了。

メルトだるまに家紋ほかを吹く

メルトだるま。全体に柄を増やしていく。金銀のグラデーション、金単色になるところを使い分けて吹いていく。

キラリみたいな模様も入れていみる。日本の家紋系の柄を多く使ってみた。

うしろ。

溶け側。

わりとスムーズに進んだ。

メルトだるまに麻文様やら文字やら

写真撮り忘れていたんだけど、メルトだるま、顔の表情の赤と黒を入れてあります。進んでます。

で、今日はフロントの下部に麻の幾何文様を入れてみる。線の欠けなどアレンジしてある。

で、吹いていたら何やらコンプレッサーが停止。機関部が壊れてると厄介だなーと思いながら軽くチェック。そしたらヒューズだった。モーターの出力は2Aなんだけど、再起動時の突入電流(だったかな)対策で10Aのヒューズを入れてある。自前で圧力開閉スイッチを入れてあるから、そこに一応入れておいたんだけどそれが飛んでた。ヒューズが飛ぶような挙動はしてなかったんだけど、、なんか怪しい。まあヒューズの交換で治ったので塗装作業に戻る。

クラウンとか、サイドに南無阿弥陀仏とか、すでにいろいろ吹いてます。で、麻の幾何文様の上にタギング調の文字を入れる。

こんなかんじです。

バックに水流紋も入れてみた。

 

こま犬を一度箱に

長い間取り組んできたこま犬だが、一度木箱にしまうことにした。
作業に時間がかかりすぎているのと、新しいプランを作ってみたくなり、一度中断。サフ工程が終わってベースのホワイトまでいきたかったが、下地の仕上げが思った以上に大変で。。

木箱は以前に作成してある。全て合板で作ってあるので海外輸送も燻蒸不要。

これにこま犬本体に埋め込んだナット位置で穴をあけてボルト固定する。
ボルト穴の位置出しにこのピン付きボルトを使う。ボルトにドリルで穴あけし、そこのピンを打ち込む。これを5個作って、作品に固定、箱の底板に作品を置いて位置決めし、押し付けて底板にマークする。そこにドリルで穴あけ。

こま犬お腹修正

だいぶ進んできたが、細かな所が気になる。
お腹まわりを修正。