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yoshida akira works diary
Archive for 9月, 2015

髑髏を吹く

意を決して、髑髏を吹き始める。決する程の事でもないのだが。

まず、マスキングを使って輪郭を吹く。アウトライン、眼窩、頬骨、歯、ヒビに細い最低限のラインを入れる。

そこからはフリーハンド。いつもよりもフリーハンドでやる仕事の比重を増やしてみた。

少しづつ進めていく。あまり修正を入れたく無いので、塗料薄め、時間ジックリ目で進める。

頬骨、歯周りは感じが出てきた。

梅柄入りの雲を吹く

少し時間がとれたので、梅柄の雲を赤色の部分に吹いた。

はじめは白吹いて、その後ピンクかなと考えていた。だが、よくよく考えると赤色ベースに軽く白を吹いてピンクが作れることに気づく。

まずは雲の白部を吹く。そして梅の花部分のマスキングを剥がす。

剥がした赤色に白をうすーく吹いてピンクにする。

全てのマスキングを剥がし、吹き漏れなどキレイにしてからクリア。

少しだけ進んだ。

エビに彩色

どこから塗っていこうか迷う。赤を吹いた流れでエビ部を進めることにする。

クリアの乾燥時についたホコリなどをペーパーで削り落とす。何箇所かクリアが微妙にタレかけた箇所が出た。まだ低粘度クリアは慣れてないな。入り組んだ部分にザラつきが出ないように、かなりリターダーをいれているのも原因かも。この辺は加減が難しい。

赤が少しだけ漏れだした箇所もあったので、はみ出た赤をデザインナイフで削り落として下地の白を出してエッジを整える。

そんな前工程のフォロー作業が一段落した所で、目の黒を吹く。エッジをマスキングで出すか、フリーでやるか迷ったが今回はフリーで。マスキング工程が無いので早いが、代わりに周辺部に黒が付いた。それを綿棒にシンナーをつけて拭き取り、更に細い口径のエアブラシで白から徐々に赤を足していきながら潰していく。

白から赤のグラデーションを吹くついでで、エビの全体にも白で軽く模様を吹いていく。ヒゲとか雰囲気が出た気がする。

最後に今日吹いた箇所にクリアを吹いて終了。

赤ベースを吹く

エビ子供作品の赤色ベースを吹いた。

柄の配置などパソコンを使って進めつつ、確定している部分は色吹きを始めていく。
まずはマスキング。立体上の曲面なので手間がかかる。曲面に合わせてカットしたマスキングを曲げこみながら貼り付けていく。ラインが出たらあとはマスカーで白を残す部分を保護。レインコートみたいだ。

赤を吹いていく。エビ部は染め切らずに軽くピンク味を残しておく。ピンク味を残しつつムラっぽくしないのが難しい。エビ柄はあとから白を入れるので多少赤味が強いくらいで良いと思う。

塗膜が落ち着いたらマスキングを外す。はみ出しや汚れなど丁寧に落とす。

そしてクリア。アトリエなら大きな口径のガンでガツンと強いクリアが吹けるのだが、suanaはコンプレッサーや換気がエアブラシ用にセットしてあるので、高粘度、高圧の塗装が出来ない。なので低圧で低粘度塗料を薄膜で何層も吹く。

タラーんと艶が出てくれた。

まあ、このクリアは艶用ではなく、この先の塗装で赤のグラデーションが傷まないように保護の目的なので艶はどちらでも良いのだが、やはり艶があるとテンションは上がる。

エビの赤テスト、柄進める

昨日はエビ子供作品を進める。エビ部分の赤グラデーションがうまく出せるか、紙にテスト吹き。白、パールなどとの相性を試す。

平行して、塗装のシュミレーションも進める。前側はだんだん固まってきた。

ダルマポリッシング

今日はダルマを磨く。

コレを磨きます。

クリアの時点で艶は出ているんだけど、表面が平滑じゃないのでペーパーで平らにしていく。削り過ぎてはいけない。

で、番手を上げてからポリッシャー。以前、自立するように少し改造した。バフ部分を机に触れさせたく無いので、前はハンドルで立たせたりフックつけてズボンに掛けたりしていたんだけど、変な力がかかり、結構辛かった。自立する様になり作業が楽になった。

だいたい磨けた。

ついでに、チョコメルトダルマももう一度最終磨きを入れておく。

今日はここまでで終了。帰りのバイクは雨に降られた。

エビ子供作品の柄を考える

最近はエアブラシトレーニングを続けつつ、エビ子供作品の柄を具体的にしていっている。

エアブラシトレーニングは上手くいったり、いかなかったり。エアブラシと塗料の調整で細吹きは安定してきたが、濃く塗りつぶした場所のエッジなどはマスキング無しだとあまりうまく決まらない。フリーハンドのスキルは磨きつつ、マスキングと上手く組み合わせる必要がありそう。

エビ子供の方はフリーハンドの場所を入れつつ、マスキングで文様柄も使い…などと計画。エビとクマ部の接続で色をどう使うかが、なかなか難しい。赤が良いのかな。色のシュミレーションにはやはりパソコンが便利。プリントして考えて、いじって、プリントして…を繰り返す。