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yoshida akira works diary
Archive for 2月, 2016

カープボム

数年ストップしていた作品を進めてみた。鯉のぼりと爆弾をくみあわせた作品。鯉のぼり柄の頭までいって、そこで長らくストップしていた。

これに背ビレとウロコを吹いていく。まずは背ビレ。ベースのホワイトの上にパールが吹いてあるので反射が金色になる。背ビレはかなりデフォルメしているので、少し気持ち悪い。

そしてウロコ。鯉のぼりのウロコと青海波文様はかなり近い。片面を一気にマスキングして、シッポ側から吹いていく。尾周りの絞りにマスキングを追従させるのが難しい。太めのグラデーションパターンなので、iwataのHP-THという0.5の平吹エアブラシを使う。マスキングが緑なので、何だかアロワナっぽい。

マスキングを剥がして、ウロコの重なりのシャドーを吹く。机の上がマスキングのカスだらけ。

吹きこぼしを綺麗にクリーニング。エッジなど整えて、クリアコート。この小型ガンと小型コンプレッサーで吹くにはちょっと面積が広い。薄めを何度かに分けて吹き重ねる。

数年ぶりに進んで嬉しい。

撮影をしてみた

このところ取り組んでいるエビ子供作品、だいたい出来てきたが細かい所でいろいろ気になる点もあり、完成までまだかかりそう。

完成はまだなんだけど、展示にむけて画像が必要なので撮影をしてみた。

早朝に塗装ブースの白壁を使って一発決めに近い感じで撮影。触角とか長いのと塗装した細部があるので、構図悩んだけど、こんな感じでバランスとってみた。

チタン風の水紋を吹く

右脚周りが少し寂しいので、水紋をチタン風に吹いてみた。まずは例のごとくマスキングから。

シルバーのベースを吹いて、その上からブルー、レッド、マゼンダ、オレンジ、イエローと、重ねながらズラしながら吹いていく。

マスクオフ。はみ出た所や淵のバリ的なものなど丁寧に整えて、クリア。

だいぶ賑やかになってきた。

剥がれた桜の修正と桜雪輪

この前剥がれた桜の修正に入る。
いろいろやり方は考えたが、まず黒で潰すことにした。

剥がれた部分に黒を吹き、地の色と同じしてクリア。その後段差を削って、今度は明るめの金を吹く。

同時進行で雪輪の中に入る桜も吹いていく。黒、赤を吹いてその後マスキングを外してからクリア。

その上からゴールド二層吹いて、マスキングを外す。

で、こんな感じ。

花入りの雲を吹いていく

刀にかかる形で黒地に花柄の雲を吹いていく。まずは赤で花柄を吹いていく。同時に刀の根元に雪輪を入れるので、刀の上から白ベースを吹く。

マスクオフ。刀の下部の雪輪の凹み部分にかかる所が一部足りずに、吹いて足したりなどの作業もしている。その上からクリア。

黒を吹く準備。マスキングで囲う。

黒を吹き、マスキングを剥がす。花の一部がマスキングと共に剥がれてしまった。久々にやっちゃった。クリアの硬化をもう少し待つべきだったかな少し焦った。クリアが薄めの所が剥離した。

修正入れないとね。修正するより、しっかりと硬化を待った方が時間は節約になると知っているのに、やってしまう。。