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yoshida akira works diary
こまごま制作

犬だるまの塗装を進める

いろいろなベースカラーの犬だるまを制作している。

グレーとピンクのタイプはメタリックピンクがキレイに出ている。

研いでクリアを繰り返していく。

犬だるまに塗装

昨夜と今朝、新しい犬だるまに蛍光ピンクと赤のグラデーションで塗装をしました。

日の丸をすこしイメージしている。

治具作りと犬だるまの柄入れ

今日はアトリエで犬だるまの治具を作成した。

犬だるまを研磨したりといろいろやった後、suanaへ。

犬だるまに目鼻口耳を入れて、サイドに「Pax Americana」の文字を入れた。

ピンクの犬だるまにクリア

今日はピンクの犬だるまをアトリエに運んで、ウレタンクリアを吹いた。

黒の犬だるまもほぼ完成。こちらはアトリエから持ち帰って、箱に入れた。

個展に向けて進めてます

7/7の七夕から個展があるので、それに向けて進めてます。

黒ベース、パール関係でグラデーションを作ってみた。制作中、移動時に尖った頂点によく刺さってる。

台座を四角じゃない感じにしてみたい。レーザーでイメージをつかもうとしてみる。
このままレーザーで切れれば良いのに‥

なんとなく並べ方とか想像してみる。

ジグソーで切って、面を取り付けて、サフを吹く。手仕事ですな。レーザーで切って焦げたみたいに見える。

このところの制作 4

デザートカモフラージュパターンの張り子を進める。

↑はクリアを吹いて仕上がってきた画像。

マスキングを駆使して砂漠用迷彩に吹いていく。迷彩の縁を枠取りマスキングして、薄い色から吹いていき、マスク、一段濃い色を吹いてマスキング‥と繰り返していく。

その後にデザートカモフラージュの特徴の「ごま塩」的カラーを吹いていく。

大まかにカモフラージュ柄が吹けたら、クリアを一回入れて、ペーパーがけ。マスキングの段差を削り落とす。

そして、サインを吹く。今回は白目部分と同じグランドメタリックで。サインは横長に改変してみた。

あとはクリアの吹き重ね、ペーパーからポリッシュ、箱作りなど工程はあるんだけど、見た目的にはだいたいこれでフィニッシュ。

これまでの犬張り子シリーズと同じく、日本がアメリカの犬で張り子である と言うこと、最近の日本の状況から再軍備化を1つのテーマにして制作しました。

左側面後方には在日米軍司令部のロゴマークを参考に作った柄をペイントしています。

このところの制作 3

あやしいほうの制作が続く。

ヌイグルミにポリを塗りまくる。調理用のシリコン容器が便利。布団乾燥機ボックスに入れて強制硬化させる。この冬は寒さが厳しくて、あっためないとポリが硬化しない。

素材たち。

あやしいほうから一転、張り子をsuanaで進める。ベースカラー完了。

マスキングのシミュレーション。ズラっぽい。ラインの雰囲気を掴む。

吹いていく。マスキングして、耳吹いて、マスキング材で髪のライン出し

マスキングして、髪吹いて、塗り分けて

耳髪完了。

目の位置を探る。髪の毛ライン基準で目の位置を決めていき、目の位置基準で鼻と口の位置を探る。鼻口は高さで幼さ具合が変わる。

もうちょい続きます。

このところの制作 2

前回、雌型の完成までは書けました。

その雌型を使って、中身を作っていきます。今はいい離型剤があるので硬化不良も無く、カッチリ出てきます。

ただ、雌型の積層が甘くエアが入った所などは持っていかれて穴が空くので、修正していく。型を育てている感覚がある。

石膏型だと型取りのたびに崩れていって補強は難しいんだけど、ポリ型は修正して精度を上げれるのでそこは良いなと思う。

上半身と下半身を接合。足にナットを仕込んで固定用にする。

手前が上下接合したFRPの張り子。奥の銀のがアルミ。FRPのは全面にペーパーを当てたので白っぽい。

で、型がまあソコソコいけていることを確認したので、別の制作に入る。こっちはかなりあやしい。

ファイバーグラスを巻いて、

ヌイグルミに樹脂。

ヌイグルミを毛をバリカンで刈るも、毛深すぎてバリカンが壊れる。スキカット弱し。

こちらも自立させる為に足にナットを仕込むので、エアソーで足カット。当然ながらヌイグルミなのでわたが出てくる。

わたをむしり取って、ナットを埋め込み固定。足を元どおり接合。これを左右で行う。

あやしいけど、まだ続きます。

このところの制作 1

こまごま進めている。

5月頃に頼んでいたアルミ鋳造が、かなり遅れたけれど上がってきた。

鋳造屋さんが体調を崩されたそうで、数も予定の半分に。残念だがしょうがない。

でも、上がってきて良かった。アルミ鋳造は香港の犬張り子の時以来でしたが、お世話になりました。それで、発注は諦めて自分でFRP型を作成することに。

原型がスタイロに極薄発泡ポリという、あと先考えていない、超デリケートすぎる作りなので、型の修正に時間がかかる。原型は落とすと割れるし、あたためると膨れるし、削り込むとスタイロ出ちゃうし‥ マスターで型さえ取れればそれで良いと思っていたので、まあ仕方ないか。一度カットして、スタイロを溶かし、FRP補強したんだけど、溶け残りのスタイロがネチャついたりと、近道のつもりがまわり道という教訓を存分に味わう。

まあなんとか形を整え、分割線を決めていく。レーザーとか使うとテンション上がる。なんでだろ。結局はこの赤線を手でトレースするから、トースカンでも変わらない気がする。でも、いいよねレーザー。

抜け勾配をみながら直線分割にして、離型剤をしっかりかけて、ポリをかけていく。その後ファイバーでバックアップ。これを全面で行う。

今回、型自体も2つに分割して、それぞれそこから下半身6面、上半身5面の分割とした。メンドい。

雌型同士の接続用にネジを埋め込む。これもなかなか地味に時間がかかる。

雌型完成。なかなか時間のかかった苦労を重ねたパーツが出来ているのだが、何せ雌型なので美しさとか、凄みとかが全くない。軽くばっちい感じすら漂う。達成感を感じずらい。まあ雌型なのでまだ折り返し地点か。

シッポパーツはいろいろ思案したが、シリコンでとることにした。しかも贅沢に完全埋没。シリコン使いまくり。小さいのでFRP型は手間の割に精度が出ないかと判断(あくまで自分の技術レベルではの話)。シリコン積層FRPバックアップで浮くのも嫌なので、今回はこれで。

とりあえず雌型がおおまか完成。

続きます。

タカシマヤ搬出からこれまで 3

多面体中型作品テストを進めていく。

クマと組み合わせた小型作品の多面体は紙で仮組み、展開図にバラし、展開図スキャン、パソコンで作図、組み立ててから樹脂塗り込みと工程を踏んだんだけど、慎重になり過ぎてた感がある。

↑やや慎重に進めた小型多面体作品。

今回は細い角材とエアの釘打ち機でかなりラフにフレーム組み、採寸しながらベニヤカット、テープで仮留めしながらファイバー入りのゲルで本固定、だいたい組めたら穴を空けて内部にファイバー入りのゲルを流し込んでバックアップ補強、足りない面はファイバー敷いて引き伸ばし、となるべく慎重にならずに無駄を省いて進めてみた。

途中、釘打ち機が不調になり、シリンダーをバラして、グリスアップやら、ジグソー内部からファンの砕けたパーツのが出てきて一台死んで買い替えしたり、ランダムサンダーのパッドがウレタン加水分解でモゲたりとなんだかいろいろやったけど制作の進み自体は順調にいった。

↑初バラして快調に。オイルは切らさなかったけど、グリスが切れて渋くなってた。押し付けて打つコンタクト打ちだけでなく安全装置をキャンセルして空中フリーでも打てるトリガ打ちが出来るので危ないけどすっごい便利。