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yoshida akira works diary
犬張り子

小さな張り子にドクロを吹く

今日は小さな張り子に3つ目のドクロを吹いた。

昨日までで歯と下顎以外は吹けていたので今日は歯をメインで吹いていく。

吹き終えて、クリアを吹いてとりあえず一区切り。

張り子を制作しています

展示が無事おわり、張り子を制作しはじめました。

離型剤を塗る。

ゲルコートガンで一層目と二層目を吹く。

ファイバー層を貼りこむ。

夜やっていると必ずくるトカゲ。

雌型分解、脱型。

離型剤を洗い落とす。

雌型にダメージが出たり、足回りが収縮でシワシワになったりなど、いろいろあるけれど、まあまあかな。

ピンクカモフラージュ張り子を進める

ポリッシング

クリアと修正が済んで、昨日から研磨、ポリッシングに入る。

現行モデルから2世代くらい昔の日立の125ミリポリッシャー。1500番の耐水ペーパーから2000、フィルム系と番手を上げてからこれで磨きまくる。

磨きで水を使うと本格的に皮がベロベロになるので、指サックを着用。

昨日は黒が入っているあたりから磨き出す。

画像だとクリアの吹きっぱなしとの違いはわかんないんだけど、現物見るとフラット感が全然違う。

今日は体がだいぶ進んだ。

画像は昨日の。この工程になると、画像に違いが出ない‥今日のも絵的にはほぼ同じ。

最終段階

ブログ更新が久々になってしまいました。

作品は進んでいて、柄はだいたい終了。

フロントが寂しかったので、柄を追加。ラインの硬さがとれた気がする。桜の上に白が入るので、下の柄を潰しながら吹いていった。

あと折り鶴に光輪というか、フレア的なものを追加。このゴールドは後ろの柄を透かす。なんで適度に下地も見える。良い感じだと思う。特に黒の上が綺麗。

そんで、サインも入れてみた。いつも左足の後ろ下に入れてるんだけど、そこには空きが無いのでやや内股気味の位置に入れてみた。下に装飾も追加して、全体の雰囲気に合わせる。

そこで新規柄は打ち止め。柄のマスキング時に出来た段差を全てクリアで埋め切ってフラットな艶を出すために、クリアをドーンと吹いていく。一晩硬化させたら次の日、ペーパーで全面研ぎ出して平らにして、またクリアをドーン‥を繰り返す。

あとマスキングのエッジが微妙にギザついたところや、細かな吹き損じをタッチアップしていく。カッターでほじくってホコリを取り除いてクリアで埋めたり、そんなことを繰り返している。

昨日は平滑にするためにペーパーがけしていて、何カ所か柄を剥がしてしまった。まわりこみの部分でクリアの厚みが足りなかっみたい。再マスキングして吹き直す。このところペーパー作業が続いたので、指先の皮がペラペラ。

あとは修正とクリアの厚みに納得がいったらラストのクリアを吹いて、そこからポリッシング。

ファットマンサイド

リトルボーイ側がだいたい完成したので、今度はファットマンの側に入る。

御所車とファットマンのアウトラインでマスキングして、黒を吹いて、その上から金のライン用のマスキングをして、金を吹く。リトルボーイ側で一度流した工程なのでスムーズに進む。ただファットマンの絵柄が大きく回り込みまでいってしまったので、一部カットするなど調整した。

そのあと、クリアで一度定着させて、上から折り鶴を吹く。折り鶴の赤は発色が弱いので、黒や金にかぶっている所は白でベースを作ってから赤を吹いた。

あとはリトルボーイ側に足の装飾を追加した。斜めから見た時のバランスが良くなったように思う。

塗装工程終了まで、あと少しだ。

御所車とリトルボーイ

またも久々更新。

いよいよクリアで下地も整い、メインの御所車とリトルボーイに入る。大物なので、マスキングをしっかり整えて一日でなんとか吹きに行く。

先ずは輪郭にマスキングをして、黒を吹く。そのあと輪郭マスキングはそのままに金ライン用のマスキングをズレが出ない様に重ねる。

その後一気に金を二色吹く。

なんとか吹ききる。

そして昨日。時間がまとめて取れず、午後から作業。全体にペーパーを当てながら、特に金ライン周辺の段差を落としていく。

段差がだいたい落ちた所で、背中にJAPANの文字を吹く。この柄は慣れてきた。

そのあと御所車とリトルボーイの上とJAPANにクリア。

こっちサイドはあと折り鶴を散らせば、だいたい完成。まずはこっちサイドを進めようかな。

前後の装飾 全体にクリア

一昨日は足の前後に装飾文様をいれる。

図柄を考える時に、ついサイド面を中心に進めてしまい、前後が甘くなる。

この柄も吹き進める中で必要だろうと追加したもの。足の前後センターに入れてみた。

一昨日はこの柄を4つ、各足に入れた。

それで昨日。前回クリアを吹いたエリアにだいたい柄を吹いてしまって、この先はクリアを重ねないといけないのと、金雲とベースの白の段差がペーパーでは消しきれないので、ここでクリアを入れる。

例によって汚れ、塗料ミストなどをクリアではさまないように全体を600番のペーパーで研ぎ上げる。くれぐれも新しく吹いた柄を引っかかないように気をつけつつ。目とか髭、髪の毛の段差がフラットになる様に追い込んでおく。

その後クリアを何回かに分けて吹く。計500ccくらいのクリアを薄めながら吹いた。

ツヤが帰ってくる。

髑髏文様完了

またしてもひさびさ更新。

前回が確か髑髏文様をひとつ吹いたところにだった。風邪はなんとか回復。喉から鼻、だるさに来て、そこからは割と早かった。

その後、一日かけて髑髏文様3つを一気にやろうと試みるものの、二つ半までしてか行けず。

その日吹いた塗装面にマスキングをすると、日がまたげないので、ここで終了。その日吹いたところにマスキングというのは、本来なら結構危険な行為で、シンナー分が気化しようとして、マスキングの裏に溜まって、塗膜をおかしたりしちゃう。なので、それをやる時はなるべくマスキングが塗膜の上にいる時間を短く作業してる。

それで昨日、残りをやっつけようとアトリエにバイクで向かったら、ギアチェンジペダルがネジ切れる。走行中に一速から動けなくなって、しかもそれが大きな交差点を渡る最中と、ヒヤヒヤした。

アトリエにて、先輩から溶接機を借りて、修理した。しっかり盛っておいた。

なんだかんだ昨日はバタバタしたけど、残りの髑髏文様をやっつけて、各足の計4つコンプリート。そのあと前後の装飾柄のデザインを手直し。これで次はこの柄に入れる。

そこで昨日は終了。

装飾髑髏

久々更新。
昨日は装飾髑髏を吹いた。この柄がなかなか手こずった柄で、デザイン完成から、3,4回大幅手直しして、やっと昨日、エイヤッと吹いてみた。

デザインいじり出すと、本当に際限ないから、手直しして、「良くなったかな 」と思えているそのタイミングで一気に行っちゃわないとずーっと吹けない。

吹いてみたら、カッコ良かった。

少し、風邪気味。気温差についていけてないのかも。次はあと3発、各足にこの柄を吹きたい。