logo image
yoshida akira works diary

このところの制作 2

前回、雌型の完成までは書けました。

その雌型を使って、中身を作っていきます。今はいい離型剤があるので硬化不良も無く、カッチリ出てきます。

ただ、雌型の積層が甘くエアが入った所などは持っていかれて穴が空くので、修正していく。型を育てている感覚がある。

石膏型だと型取りのたびに崩れていって補強は難しいんだけど、ポリ型は修正して精度を上げれるのでそこは良いなと思う。

上半身と下半身を接合。足にナットを仕込んで固定用にする。

手前が上下接合したFRPの張り子。奥の銀のがアルミ。FRPのは全面にペーパーを当てたので白っぽい。

で、型がまあソコソコいけていることを確認したので、別の制作に入る。こっちはかなりあやしい。

ファイバーグラスを巻いて、

ヌイグルミに樹脂。

ヌイグルミを毛をバリカンで刈るも、毛深すぎてバリカンが壊れる。スキカット弱し。

こちらも自立させる為に足にナットを仕込むので、エアソーで足カット。当然ながらヌイグルミなのでわたが出てくる。

わたをむしり取って、ナットを埋め込み固定。足を元どおり接合。これを左右で行う。

あやしいけど、まだ続きます。

このところの制作 1

こまごま進めている。

5月頃に頼んでいたアルミ鋳造が、かなり遅れたけれど上がってきた。

鋳造屋さんが体調を崩されたそうで、数も予定の半分に。残念だがしょうがない。

でも、上がってきて良かった。アルミ鋳造は香港の犬張り子の時以来でしたが、お世話になりました。それで、発注は諦めて自分でFRP型を作成することに。

原型がスタイロに極薄発泡ポリという、あと先考えていない、超デリケートすぎる作りなので、型の修正に時間がかかる。原型は落とすと割れるし、あたためると膨れるし、削り込むとスタイロ出ちゃうし‥ マスターで型さえ取れればそれで良いと思っていたので、まあ仕方ないか。一度カットして、スタイロを溶かし、FRP補強したんだけど、溶け残りのスタイロがネチャついたりと、近道のつもりがまわり道という教訓を存分に味わう。

まあなんとか形を整え、分割線を決めていく。レーザーとか使うとテンション上がる。なんでだろ。結局はこの赤線を手でトレースするから、トースカンでも変わらない気がする。でも、いいよねレーザー。

抜け勾配をみながら直線分割にして、離型剤をしっかりかけて、ポリをかけていく。その後ファイバーでバックアップ。これを全面で行う。

今回、型自体も2つに分割して、それぞれそこから下半身6面、上半身5面の分割とした。メンドい。

雌型同士の接続用にネジを埋め込む。これもなかなか地味に時間がかかる。

雌型完成。なかなか時間のかかった苦労を重ねたパーツが出来ているのだが、何せ雌型なので美しさとか、凄みとかが全くない。軽くばっちい感じすら漂う。達成感を感じずらい。まあ雌型なのでまだ折り返し地点か。

シッポパーツはいろいろ思案したが、シリコンでとることにした。しかも贅沢に完全埋没。シリコン使いまくり。小さいのでFRP型は手間の割に精度が出ないかと判断(あくまで自分の技術レベルではの話)。シリコン積層FRPバックアップで浮くのも嫌なので、今回はこれで。

とりあえず雌型がおおまか完成。

続きます。

Super Open Studio 2017

「Super Open Studio NETWORK(S.O.S.NETWORK)」は、緩やかなアーティスト・コレクティブです。オープンスタジオを主軸に置きながら、展覧会やトークイベントなどの様々なプログラムを、アーティスト・ランによって展開しています。

私が制作している studio ban がこのイベントに参加し、アトリエの公開を行います。

http://www.superopenstudio.net/

studio ban JR相模線 番田駅 徒歩8分。
公開日|2017年11月3日(祝)4日(土)5日(日)
スタジオ公開時間|13:00~18:00

 

タカシマヤ搬出からこれまで 3

多面体中型作品テストを進めていく。

クマと組み合わせた小型作品の多面体は紙で仮組み、展開図にバラし、展開図スキャン、パソコンで作図、組み立ててから樹脂塗り込みと工程を踏んだんだけど、慎重になり過ぎてた感がある。

↑やや慎重に進めた小型多面体作品。

今回は細い角材とエアの釘打ち機でかなりラフにフレーム組み、採寸しながらベニヤカット、テープで仮留めしながらファイバー入りのゲルで本固定、だいたい組めたら穴を空けて内部にファイバー入りのゲルを流し込んでバックアップ補強、足りない面はファイバー敷いて引き伸ばし、となるべく慎重にならずに無駄を省いて進めてみた。

途中、釘打ち機が不調になり、シリンダーをバラして、グリスアップやら、ジグソー内部からファンの砕けたパーツのが出てきて一台死んで買い替えしたり、ランダムサンダーのパッドがウレタン加水分解でモゲたりとなんだかいろいろやったけど制作の進み自体は順調にいった。

↑初バラして快調に。オイルは切らさなかったけど、グリスが切れて渋くなってた。押し付けて打つコンタクト打ちだけでなく安全装置をキャンセルして空中フリーでも打てるトリガ打ちが出来るので危ないけどすっごい便利。

タカシマヤ搬出からこれまで 2

こま犬の修正がだいたい見えた所で、せっかくならこま犬にホトケでも載せるか?
というよくわからない欲求が出てきて、ハス台座をこま犬の背中に載せるシミュレーションをはじめてみる。

悪くない。この感じでハスを載せてその上にホトケを立たせるのは悪くはない。

ただ、なぜなのか根拠はないが多面体的要素も組み合わせる必要がある気がして、その準備に入る。多面体作品は小型しかやっていなかったので中型サイズで多面体作品の制作の流れをテストをしたくなる。

コレを

角材でフレームを組んで

こうして

ラフに組んだフレームから採寸して多面体におこし

切り貼りして組んでみる。エアソーであちこち切り込んで噛み合いを探ってみる。

タカシマヤ搬出からこれまで 1

無事タカシマヤ新宿店の展示搬出が完了して、什器やら作品が戻ってくる。結構前の話になってしまった。

とりあえずアトリエスペースに突っ込んで、後に整頓。

写真にも写ってるんだけど、展示中はこま犬 大のリペアを進めていた。数年前に一度思い立って渦巻きパーツの張り替え、底面出し、平滑化などやってみたんだけど、入り組みが多くて機械が入らず、サフの途中まで行ったところで諦めて箱に戻していた。

なんでまたやる気になったかというと、サイズをみたらガレージの作業スペース(suanaと呼んでいる)にギリギリ入ることに気づいたため。見ため無理そうなんだけど、寸法上は入るはず。エアブラシ作業が近場で出来るなら完成させられるかもと思い、久々に箱から出して作業再開。

渦巻きの側面ペーパー当てとか面が多くて、やりづらくてホント地獄なんだけど、フィギア用に使っていたペンサンダーにアシレックスというフィルム状のペーパーを組み合わせたら驚くほど作業性がアップ。

ただペンサンダーは定格15分というホビー仕様なので、回し続けるとモーターが焼ける。以前一台ダメにして現在二代目。三代目を増し買いして二台体制にしてみた。

その甲斐あって、サフ、パテ、修正の我慢作業が完了して、ベースホワイトに近いところまでいけた。

搬入が完了 新宿タカシマヤ

8/30 よりスタートする展示の搬入が無事完了。

今回は展示に少し時間がかかった。日本橋の時よりもスペースが大きいので、開梱しつつスペースを作るのがちょっと大変だった。
全体はリミットの20:00ギリギリで完了。いしかわくんと淀テク柴田さんと軽く打ち上げてきました。

なんか楽しかったな。

以下、展示概要です。僕は日本橋に出した作品に加えて「カープボム」と「角犬 爆弾」を追加して展示しています。

●展覧会タイトル:「treasure hunting 宝物を探しに 〜気鋭の現代美術家6人による夏の冒険〜」

●会期: 2017年8月30日(水)〜 9月11日(月)

●会場:新宿タカシマヤ10階 美術画廊

●展示概要 :
ゴミを素材に作品を制作する淀川テクニック、絵画と立体を組み合わせたユニークな作風で人気の大畑伸太郎、香港の地下鉄駅にも作品が常設展示されている吉田朗、糸を使った平面作品を制作するいしかわかずはる、女性の持つ様々な感情を陶に彩色して豊かに表現する高あみ、子供を主なモチーフに色彩あふれる独特の世界観で描く藤永結が出品。素材も表現方法も異なる個性あふれるアーティストの作品を一堂に展示。
どの作家も確固たるコンセプトを持ち、大量生産・効率性の時代にそぐわないこだわりをもった手作業を行っています。ひとつひとつ丁寧に制作された作品が大きなエネルギーを発します。
夏休み期間にふさわしくお子様からお年寄りまで一緒に楽しめるような作品を中心に出品予定。 まさに「宝探し」の感覚でお楽しみください。

【出品作家】ユカリアートの全マネジメントアーティスト:
いしかわかずはる / 大畑伸太郎 / 高あみ/ 藤永結 / 吉田朗 / 淀川テクニック

http://yukari-art.jp/jp/news-jp/23218

日本橋 & 新宿の高島屋での展示に出品します

ユカリアートのマネジメント作家6名全員による展覧会が日本橋タカシマ屋6階、美術画廊Xにて7月26日〜8月14日まで開催されます。
同展は日本橋での展示を終えた後、新宿タカシマヤ10階、美術画廊でも8月30日〜9月11日まで開催されます。

この展示にいくつか作品を出品します。

展示の情報、詳しくはこちら

この展示に向けて、このメルトダルマ達を進めてました。銀の方はだいたい磨けているのでほぼほぼ完成。
パープルっぽい方はマジョーラカラーで吹いたので角度で色がヤン車っぽく変わる。こっちはクリアまでいっているので、ここから一層研ぎ落として磨きに入る。

今回はこれら新しいダルマの作品と、写真作品、それと昔のを組み合わせて、裏テーマみたいのをつないで展示してみようかと思っている。

うまくいくといいな。

メルトダルマにオスプレイ

これも紆余曲折あり(なんだか最近迷い道に入りやすい)塗り替えしながらここまで固まってきた。

はじめは順調にシルバーまでいっていた。それが、なんというかライブ感というか、カッチリ決めきった仕事ではない進め方をしたくなり、こんな感じに。

良さそうな瞬間もあったが、あっという間に過ぎ去り、ため息とともにしばらく箱の中へと封印。

充分に箱の中で寝かせた後、意を決してペーパーで色を剥がし、再度ベースにシルバーと今回はその上からパールブルーを塗装。シルバーの反射が強いのであまり青は見えない。角度でスッと青みが入る感じ。(奥のやつ)

そこからオスプレイをペイント。カッチリ決めるのから逃れようとして、やはり今回もダメでカッチリに戻るという流れ。エビ子供のボディのペイントの時にやった流れと全く同じだ。

なんというか、気持ちをなだめる為に一時的に作品を視界から外して、塩漬けにする感じ。やってみて失敗した作業に対して、少し忘れて「まあいっか」と思えるまで放っておく時間が必要なようだ。全然、修行が足りないね。やっぱり失敗すると悔しいし、何とかしたいと思うんだけど、すぐは何ともならない事が多いからなぁ。

ダルマを箱にしまっていた時は、クマ多面体の台座塗装、メルトダルマを新たに2個ポリ取りとベースブラックの塗装、上塗り、小型作品の原型作りなど、パラパラと並行作業を進めていた。下の画像は新たにポリ取りした2個のメルトだるま。

↓片方にはマジョーラを使ってみた。

 

団dans アーカイブ展に出品いたしました

団dans アーカイブ展
2017年 4月15日 ~ 4月17日
都内私邸にて

団dansのこれまでの活動をまとめたアーカイブの完成を記念した展覧会に出品いたしました。
都内私邸の庭に「ホトケ X」を展示いたしました。

「ホトケ X」/ ”BUDDHA X”, 2008, FRP based sculpture

今回の展示は私邸というプライベートな空間での展示となりましたので、展示のご案内は控えさせていただきました。