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yoshida akira works diary

治具を作った

今まで犬張り子を磨く時に、片手で作品をおさえて、片手でポリッシャーをかけていた。

なかなかしんどいのと、小さなキズは光に当てないと見えないので、治具が欲しかった。

一度2×4材で作ったんだけど、角度替えが面倒で、三脚の自由雲台を使って作り直した。

たぶんいい感じ。

ロサンゼルスで開催される LA Art Show 2022 に出品いたします。

ロサンゼルスで開催される LA Art Show 2022 に出品いたします。
犬張り子作品、数点を出品予定です。

LA Art Show 2022

<Booth no.>
805/904
Mizuma Art Gallery Booth

<開催日時>
2022年1月20日(木)ー1月23日(日)

<開催時間>
12:00 – 20:00(最終日は18:00まで)

<会場>
Los Angeles Convention Center – South Hall、アメリカ

<出品作家>
大畑伸太郎、荻野夕奈、奥田雄太、ジュン・グエン=ハツシバ、藤田理麻、吉田朗、他

Inuhariko Reflectron 02
2021
H300 W300 D150mm
ガラス繊維強化プラスチック、ウレタン塗装
Courtesy of YUKARI ART

 

作品の撮影

昨夜は写真家の田中太郎くんに、ここ1年くらいで制作した作品を撮影してもらった。

撮影した画像は、いま制作している作品集に使用する予定。

現像が楽しみ。

ユカリアート・ミニにて新作の立体作品を展示いたします

ユカリアートミニにて新作の立体作品を展示いたします

中目黒駅高架沿い(東急東横線、東京メトロ日比谷線)でユカリアートが運営する小さなウインドウだけのギャラリー「ユカリアート ミニ」にて新作の立体作品を展示いたします。

お近くにお越しの際には是非散歩がてら覗いてみてください!

ユカリアート・ミニ 第11弾 吉田朗-Vol.3
作 品:犬張り子 Reflectron 01
制作年: 2021
サイズ: H300 W300 D150mm
メディア:ガラス繊維強化プラスチック、ウレタン塗装、PVCフィルム

「ユカリアート ミニ」所在地:
153-0051 東京都目黒区上目黒3−6−11 WINビル 1階 正面右側 ショーウインドウ
※中目黒駅そばの高架沿い、小さなレストランやお店が建ち並ぶエリアです。
私有地の1階部分につきお静かに鑑賞をお願い致します。

 

銀の犬張り子の塗装

銀の犬張り子にネオンっぽいペイントを加えた。

テストピースを沢山作って、色と柄を絞り込んだ。なかなか難しい。

銀の犬張り子にスカルをペイント

今日はエアブラシでスカルをペイント。
マスキングを剥がしながらペイントしていく。

iwataのカスタムマイクロンを久しぶりに使った。

塗装のプラン

紙だしした絵柄を組み合わせて、塗装をプランを練る。

大きな張り子のシルバー完了

今日は大きな犬張り子の塗装をチェックした。

合計6層のシルバーを吹いて、クリアでコートしているので、良い状態だった。

suanaでの柄塗装に入るので、回転昇降作業台をアトリエからsuanaに運んだ。

油圧の昇降作業台と等身人体用の塑造用回転器を組み合わせているので、重さがハンパない。

1人で車に積み込める重さを超えている。

新宿高島屋美術画廊にて開催される「啓蟄を待ちわびて」 に出品いたします

新宿高島屋美術画廊にて開催される「啓蟄を待ちわびて」 に出品いたします

新宿高島屋美術画廊 :
〒151-8580 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目24番2号 新宿高島屋 10階
代表TEL (03)5361-1111(内線5642)
https://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/topics/2_1_20210211143041/

会期:
3月10日(水)→22日(月)※最終日は午後4時閉場。
午前10時30分~午後7時30分

ご入場について:
会場の混雑防止のため、3月10日(水)、13日(土)、14日(日)に限り、入場を事前予約制とさせていただきます。
https://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/topics/2_1_20210211143041/
内のリンクよりご予約ください。

出品作家:
井上裕起 加藤ゆわ 坂本友由 田村吉康 土屋秋恆 東條明子 永島千裕 藤井健仁 星山耕太郎 堀越達人 増村真実子 松浦浩之 吉田 朗

この度新宿高島屋では、現代美術をフィールドに活躍されているアーティストによる企画展「啓蟄を待ちわびて」を開催いたします。

二十四節気のひとつである啓蟄は二十四節気の第3から春分までの期間をさすとされ、この時期は「冬ごもりをしていた虫たちが土の中から這い出てくる頃」という意味から、春の気配を感じ冬眠していた生き物たちが続々と動き出す季節のことを表しています。

我々は昨年来より、目に見えない脅威により活動を制限されています。
しかしながら人類は、そして社会は確実に次のフェーズへと着々と歩みを始めています。

この様な社会環境の中、アーティストが見つめる未来とはどんなものなのでしょうか?
春の訪れとともに表出する13名のアーティストによるポジティブな言霊としての作品の数々をどうぞご高覧くださいます様、ご案内申しあげます。

犬張り子 無景都市 大江戸線新宿駅

2021
H300 W300 D150mm
ガラス繊維強化プラスチック ウレタン塗装 PVCフィルム

 

「犬であり張り子である」
私は日本の伝統工芸品、犬張り子にそのような意味を重ね、現代日本に対するアイロニーを込め作品としています。

張り子を「表面だけの虚しい造形」と考え、その造形に現代の都市風景を重ね合わせることで、新型コロナウイルスの流行により浮かび上がった現代の都市のもつ儚さや脆さ、それゆえの美しさなど私が感じている「現在の東京の姿」をすくい取ることができるのではないかと考えています。

日本の伝統工芸品と、現代の東京の風景、表面だけの虚しい造形、それらを組み合わせ作品化した「犬張り子 -無景都市-」 という新シリーズの作品となります。

素材はFRP(ガラス繊維強化プラスチック)、プラスチック(厳密にはポリエステル樹脂)をガラス繊維で補強し強度を高めた素材です。
厚みは約4mm、伝統工芸品の犬張り子と同様に中は空洞の非常に薄い素材です。

プラスチック製の犬張り子に自ら東京を歩きながら撮影した画像から図柄をおこして自動車塗装に用いられるウレタン塗装とPVC(ポリ塩化ビニル)フィルムを用いてペイントし、周囲が映り込むまで磨き上げて作品としています。

「犬張り子 無景都市 大江戸線新宿駅」では、啓蟄を待ち侘びてという展覧会タイトル、あたえられた春というテーマから、開催が待ち侘びられる東京オリンピックを「春」、開催を待ち侘びつつも新型コロナウイルスの感染拡大で見通しが立たない現在の様子を「暗い冬」に見立てて制作しました。

展覧会が開催される新宿の風景をモチーフに選び、地下深い大江戸線の都庁方面行きホームの風景と、東京都庁第二庁舎を絵柄としてグリッチと呼ばれるデジタルノイズを風景に重ね合わせることで、現在の東京の都市としてのバグやエラー感、オリンピック開催への期待と諦観が入り混じる様を表現しました。

今回の作品のグリッチには春をイメージして暖色系、ピンクを多く用いて制作しました。
漆黒の闇に映える夜桜などをイメージすることも出来るかと思います。

Gallery MUMONにて開催される「鸞翔鳳集展Vol.6」 に出品いたします

Gallery MUMONにて開催される「鸞翔鳳集展Vol.6」 に出品いたします

Gallery MUMON :
東京都中央区銀座4-13-3 / TEL:03-6226-2555 /
https://mumon.artcafe.co.jp/exhibition/

会期:
【Vol.5】2021年1月13日(水)〜2月6日(土)
【Vol.6】2021年2月11日(木)〜3月6日(土)

休廊日:日・月

開廊時間:午前11時〜午後7時

出品作家:
[Vol.5&6]
大矢加奈子/倉田明佳/後藤温子/坂本友由/朱華/鈴木琢未/世良郎二
feebee/山岸千穂/吉田涼香
[Vol.5]
加藤美紀/堀一浩/安原成美
[Vol.6]
蒼野甘夏/島﨑良平/吉田朗

2021年GalleryMUMONは3年目を迎えます。2019年1月に開廊記念企画として当ギャラリーのアドバイザーである美術史家・山下裕二氏、現代美術家・天明屋尚氏が推薦する作家たちで開催したグループ展「鸞翔鳳集」を周年企画と位置づけ、2021年新年の幕開けに合せて開催いたします。GalleryMUMON、アドバイザーに所縁のある魅力溢れる作家たちによる豪華なグループ展です。Vol.5とVol.6で展示内容と全て入替え、新作中心の展示となります。

 

犬張り子 無景都市 光跡

2021
H300 W300 D150mm
ガラス繊維強化プラスチック ウレタン塗装 PVCフィルム